[セッションレポート][ARC101] エッジで AI を実行して最新の顧客エクスペリエンスを提供 #GoogleCloudNext
はじめに
Google Cloud Next '23 現地参加組の田中孝明です。
Google Cloud Next はクラスメソッドからは初参加らしいので現地の雰囲気も合わせてお伝えできればと思います。
お知らせ
9/4(月) 帰国後すぐにクラスメソッド日比谷オフィスにて recap イベント開催します。ビアバッシュ交えながら現地の熱狂をお伝えできればと思いますので是非ご参加お願いします。
セッション概要
魅力的な顧客エクスペリエンスを提供するのは難しい場合があります。異種のプラットフォームで実行されているアプリ、一貫性のない接続、サイロ化されたプラットフォーム、レガシー インフラストラクチャが複雑さを増しています。専門家に加わって、最新のフルマネージド アプリケーション プラットフォームを数千の場所に展開し、ビジネス クリティカルなアプリケーションをローカルで実行し、インターネット接続が制限されているときや不安定なときでも運用を継続する方法を学びましょう。LLM、NLP、PaLM2、Med-PaLM2 などの Google Cloud のクラス最高のエッジ機能と AI 機能を使用して、Google が提供する Google Distributed Cloud Edge の最新機能でアプリケーションを大規模に管理し、TCO を削減し、ビジネス成果を向上させます。
セッション動画
セッション内容
YouTube は現在、200以上の国と地域に展開され、数万のノードがあり、分散されて管理されている。
ソフトウェアのアップグレード、ファームウェアのアップグレード、セキュリティ パッチ、修復、最上位のソフトウェア スタックの保守および管理に至るすべてを大規模に処理できる。
分散クラウド エッジを管理するときに最初に考慮すべきことはなにか。
メッセージングサービスや接続サービスなど、多くのアプリケーションがプラットフォーム上で実行されている。
それらの一部はミッションクリティカルなものであり、ダウンした場合それらのサービスを使用する人々に潜在的な安全上の問題が発生する可能性がある。
攻撃対象領域が広いこともり、最初からゼロトラストを前提にしており、システムに組み込まれている。
Edge は、Google の大規模データセンターの管理方法とは根本的に異なる。
Google Cloud は現在、世界中のさまざまな地域や国で利用されている。 高帯域幅ワークロードや推論ワークロードにおいて Edge にはさまざまな意味がある。
これらの課題が小売、製造、医療、政府などの自社のビジネスや業種にもどのように影響しているかを調べたいと考えている。
Google Cloud の機能を Edge に提供する方法と、どのように運用を継続できるかを検討している。
Edge における Google Cloud の3つの柱、柔軟性、AI、豊富なオープンエコシステム。
充実したオープンなエコシステムの提供も1つの柱で、ソリューションを構築して提供するにはパートナーが必要になる。
GDCについて、小型フォームファクタからデータセンタータイプまで、国のニーズを満たす複数のフォームファクタが利用可能。
小売のユースケース向けの新しいフォームファクタではあるが、ヘルスケアなどの製造ユースケースでも同じフォームファクタで満たすことができる。
ハードウェアとソフトウェアの構成の柔軟性、存続可能性モード、セキュリティ、Bastion ホスト機能、およびクラウド経由でどのようなデータが Google Cloud に送信されているかを顧客に可視化している。
エルサルバドル向けのGDCインスタンスの利用可能性など、GDCの範囲を世界中の顧客に拡大し続けている。
所感
Google Distributed Cloud Edge とAIについて、実際に利用されているパネラーを迎えて Vertex AI などを早々に取り込んだ話がされました。店舗にいる従業員が顧客対応に集中できるようにどのようにサポートできるのか在庫管理などでAIを活用している例が話されていました。